インドネシア人の特徴

  • 日本の文化が大好きで、日本語を学ぶ人がとても多いです。
  • 歴史的に日本とかかわりが深く、社会的に「日本へ国費留学=エリート」という考え方が残っています。政治の上層部にも多いです。
  • 人口が多く、子供により高い水準の教育を求める考えが高まっています。教育費の高騰が見られます。
  • 社会経済的に安定しているため、他国のように就職や留学のため、多額の仲介料を借金するというリスクを取りません。
  • 日本と同じ島国風土で育ち、争いを好みません。性格的には穏やかで勤勉です。一方、シャイな性格で謙遜をします。まわりとの協調性を大事にします。
  • 人が見ていない時でも一生懸命がんばります。注意を受けたことは素直に従います。
  • イスラム教信者が多く、アルコールを飲みません。保守的で、経済的に安定した家庭に育ってきた人ほど宗教的原則を大事にする傾向があります。

インドネシアの特徴

日本からは東南の方向、飛行機では約7時間。

インドネシアはASEAN本部を擁する、東南アジアの最大の成長国です。人口2億7千万人で世界第4位。国土面積は世界第14位と、堂々たる大国です。地下資源からIT技術まであらゆる分野の産業がそろっているうえに、毎年約6%で成長するその経済はやがて世界の牽引車となると言われています。

その上にもっとも重要なことは、この国は人権と文化的・政治的多様性を尊重する民主主義国家であることです。1998年に軍事独裁政権が倒されてから以降、この国は流血のない安定した民主主義国家運営を30年にわたってつづけています。大統領を直接選挙で選ぶこの国は、文字通り「世界最大の民主主義国家」と言えます。人々は中庸の徳を重んじるたいへん穏やかな文化で、人前で声を荒げるということがありません。そんな穏やかさが安心のインドネシアをあなたもきっと気に入ることと思います。

 

若くて優秀な人材の宝庫

人  口   世界4位(日本の2倍以上)

○ 平均年齢    27.8才  (日本は45.9才!)

○ 日本語学習者 世界2位(75万人)

 若くて豊富な人材というだけでなく、日本語を学んでいる人が多いのがインドネシアの魅力です。少子高齢化へと進む日本とは真逆に今、インドネシアの人口比率はきれいなピラミッド型を形成しています。また、近年の経済発展により、大学進学者は激増しています。最近では、国内の大学学費が上昇し、高い費用をかけるなら海外の大学に進学したいという学生たちが増えてきたという要因もあります。

過去の日本との関係から、インドネシアの若者にとって日本はあこがれの地。国内の一流大学には日本語学科に通う多くの優秀な大学生が日本にあこがれ、日本での留学と就職を希望しています。

 

 宗教的寛容の精神

インドネシアは国民の90%がイスラム教を信仰し、世界でもっともイスラム教徒の多い国です。イスラム教を名乗る過激派の活動が世界中で問題となっていますが、インドネシアではあまり発生しません。もちろん無縁というわけではありませんが、人々が殺し合うというような状況はにはありません。

インドネシアが他とは違うのは、この国はいわゆる「イスラム教国」ではないことです。宗教、文化、民族の多様性を尊重することが建国以来の国の理念となっていて、互いに寛容であることを大切にする文化です。インドネシアの国章は「ガルーダ」という伝説の鳥がモチーフになっているのですが、この鳥がつかんでいるバナーには「多様性の中の統一」という国のスローガンが掲げられています。70年も前に作らたものなのです。日本では文化の多様性が政治の重要問題とはいまだに認識されていませんが、インドネシアでは半世紀以上も前からしっかりと国家経営の最重要課題であったのですね。政治意識がたいへん進歩していて、学ぶべきことが多いと感じます。
インドネシア人材を活用するうえで、イスラム教の理解は必須ですが、上記のような文化のおかげでインドネシアの人たちはたいへん親切かつ客観的にどうしたらよいのかを教えてくれます。なのでなんの心配もいりません。「あなたとビジネスをするにあたって宗教や文化の違いで配慮すべきことがありますか?」という、文化を超えて仕事をするにあたってまず聞くべきあたりまえの質問をすればいいだけですね。