ラマダンとインドネシアの祝日

G.Wも終わりました。しばらくするとイスラム教ではラマダン(断食月)が始まります。

今年は5月27日~6月25日。毎年10日ほどずれていくようです。

断食というと、日本では全く食べないようなイメージがあると思いますが、
明るい時間は食べるのを控える、夜にそっと小腹を満たす程度の食事をとるそうです。

日本でラマダンを迎える人たちは、初夏の暑い時期にぶつかると水もとれなくて本当に大変なので、
今年はまださわやかな時期に始まるようで、良かったです。

このラマダンが終わると、ラマダン明けの宴会やパーティが始まります。

そんなことも、インドネシアの祝祭日には組み込まれているのですが、
この祝祭日にはインドネシアらしい考えがあらわれています。

まず、イスラム教の預言者ムハンマドの誕生日(12月1日)はもちろん、
釈迦やイエス・キリストの誕生日までも祝日になっているそうです。

これは、インドネシアで最も多いイスラム教以外にも、キリスト教プロテスタント、
キリスト教カトリック、ヒンドゥー教、仏教、儒教の6つの宗教が公認されているからです。

その比率は、1770:140:60:35:15:1 となっています。

このような数の差に関係なく、みんなでお祝いするというところがすばらしいですね。
「6つの公認宗教」の考えは建国時のものですが、今もそれは生きています。

世界情勢で言えば、イスラム教徒は他者を排除するようなイメージが濃くなっていますが
インドネシアのように宗教に寛容な民主主義国家があることも知ってほしいですね。

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